非営利

ひえいり(英:Non profit)

非営利(ひえいり)とは、商業を通して得た利益をその組織 (社会科学)等の構成員に分配しないということである。語感から、非営利団体は収益をあげてはいけないという認識があるがこれは間違っている。

株式会社等との比較
株式会社は、営む事業を通して得た利益を出資者である株主等に分配して還元することを目的としている。これに対し、非営利活動を営む法人は社員やその家族に利益を分配することはできない。

ただし、労働に対する対価(いわゆる給料)を支払うことはできるほか、役員については「一定の報酬」を支払うこともできる。この報酬が実情に見合っていない等の場合は、利益の分配とみなされることもある。

このように、非営利団体は「利益の非分配」という基本方針が、営利企業と異ならせる点であることに留意する必要がある。

非営利団体の収益事業の例
本来事業からの収入 – 団体の設立目的に添った主たる事業。
:老人福祉の環境改善をはかる特定非営利活動法人が、訪問介護サービスを提供する。
非本来事業からの収入 – 本来事業を行うために収益を活用するもの。
:開発途上国における教育環境向上をはかるNPO法人が、タレントのトークショーを開催し得た収益を本来事業の原資とする。

社会起業大学(社会的起業用語集)2019/03/29 転載