生物濃縮

せいぶつのうしゅく(ローマ字:Seibutsunousyuku)

生物濃縮とは、生物が外界から取り込んだ物質を体内に高濃度で蓄積する現象のこと。食物連鎖から高濃度の濃縮が起こる。特に難分解性有機物質(ダイオキシン/DDT/PCBなど)が蓄積され、公害病の原因となっている。

<生物濃縮の例>
プランクトン⇒イワシ⇒イカ⇒アシカと食べられていった時、最初のプランクトンが有毒物質で汚染されていた場合、アシカに集まる有毒物質は大変な量になり、アシカが大量死するなどの現象がおこる。すぐに分解されるような有毒物質ならば問題はなく、単純計算ではかれるものでもないが、「分解されにくい」「脂肪に溶けやすい」などの性質を持った有毒物質の場合、高次の消費者に重大な影響を及ぼす。
農薬などによる生物濃縮は環境問題としてよく取り上げられる。また、フグやイモリなどの毒、季節的なカキの毒化なども、生息域の細菌や餌による生物濃縮で取り入れられたものである。


社会起業大学(社会的起業用語集)2019/03/29 転載