JI

じぇーあい(英:Joint implementation)

JIとは、Joint Implementationの略。
先進国と「市場経済移行国」が共同でCO2などの温室効果ガス削減にあたること
地球温暖化対策にあたり複数の国が技術、ノウハウ、資金を持ち寄り共同で対策・事業に取り組むことにより、全体として費用効果的に推進することを目的とするもの。先進国同士が共同で排出削減や吸収のプロジェクトを実施し、投資国が自国の数値目標の達成のためにその排出削減単位をクレジットとして獲得できる仕組み。京都議定書に規定される柔軟性措置の一つ。
「市場経済移行国」とはロシアやポーランドなど旧社会主義国で、1992年に採択された機構変動枠組条約で規定されている。JIによって削減されたCO2などの一部は、先進国の削減義務枠に割り当てられ、自国で削減したことと同じ効果をもつ。1997年の京都議定書で規定。EUがこれを強く主張して導入されたが、それにはEU諸国と東欧諸国との心理的・地理的な近さが影響しているといわれ、京都会議でのEUのCO2削減への強気な態度の背景ともいわれている。


社会起業大学(社会的起業用語集)2019/03/29 転載