カドミウム

かどみうむ(英:Cadmium)

カドミウムとは、亜鉛鉱石に多く含まれる重金属で、鉄や銅メッキ、黄色塗料、充電式電池などに多く用いられてきた。

<カドミウムの問題>
カドミウムは、人間の体内に入ると代謝されず蓄積するため発がん性などの症状を示し、半減期は腎臓や肝臓、全身で数十年と長い。特に土壌中で増加すると農作物を経て人体に取り込まれやすい。

<カドミウムの公害>
カドミウムの公害事例としては、富山県の神通川流域で鉱山活動に伴い排出されたカドミウムが米に蓄積して発生したイタイイタイ病がある。この病気はカドミウムの慢性中毒で腎臓障害や骨軟化症があらわれ、これに妊娠、授乳、内分泌変調、老化、カルシウム不足などが誘因となって生じた公害疾病とされている。最近ではタバコとの関連性を指摘する報告もある。


社会起業大学(社会的起業用語集)2019/03/29 転載