アスベスト

あすべすと(英:Asbest)

アスベストとは、石綿ともいわれる天然に存在する繊維状の鉱物。

<アスベスト問題と対策>
主成分は、珪酸マグネシウム塩。主な産出国はカナダ、南アフリカ、ロシアなど。アスベストは軟らかく、耐熱・対磨耗性、対腐食性にすぐれているため、セメントと混合するなどして建材など広範な分野で使われた。しかし、アスベストを吸い込むと肺がんや中皮種などの健康被害を引き起こすおそれがある。また、建物の解体時の処置が十分でないと、大気中にアスベストが飛散する危険性もある。

<アスベスト問題と対策>
アスベスト対策として大気汚染防止法や労働安全衛生法などによって規制・管理されてきた。しかし、2005年6月にクボタ旧神崎工場での大規模なアスベスト汚染問題が明らかになり、大きな社会問題となった。
国は同年に石綿障害予防規則を制定し、解体作業時の対策の充実を図った。また、アスベスト被害への補償を定めるアスベスト新法が、2006年の通常国会に提出された。

<アスベストの除去について>
一旦吸い込んだアスベストの一部は異物として痰のなかに混ざり、体外に排出されるが、大量のアスベストを吸い込んだ場合や大きなアスベストは除去されずに肺内に蓄積される。


社会起業大学(社会的起業用語集)2019/03/29 転載