アトミックスワップ

あとみっくすわっぷ(英:Atomic swap)

アトミックスワップとは、異なるブロックチェーン上にある暗号通貨同士を、取引所などの第三者を経由せずに直接交換する技術のことを指します。
アトミックスワップの重要性は、その言葉に集約されています。

「アトミックスワップ」は直訳すると「原子の交換」を意味します。

これは、取引における「原子性」が保証されていることを意味しています。原子性とは、取引の処理が常に全て完了されているか、もしくは全く実行されていないかのいずれかの状態になっていることを指します。取引が常に「0か1」の状態であり、取引の一部が未完了という状態がないということです。

信用がない他人同士が異なるブロックチェーン上にある仮想通貨を交換する際、この取引の「原子性」が確保されていることは必要不可欠です。例えば、AさんがビットコインをBさんに送り、Bさんから同等の価値を持つライトコインを受け取りたいとします。


この場合、Aさんは先にBさんにビットコインを送る必要がありますが、その結果としてBさんが必ずしもライトコインを送り返してくれるとは限りません。そのまま持ち逃げされるリスクもあります。こうした契約不履行リスクのことは「カウンターパーティーリスク」と呼ばれます。

このカウンターパーティーリスクを回避し、暗号化技術を用いることでお互いに信用がない状態でも安全かつ確実に取引できるようにする技術がアトミックスワップです。2017年9月には世界初となるアトミックスワップがビットコインとライトコインとの間で成功しています。


HEDGE GUIDE 編集部 仮想通貨チーム 2019/1/31 転載