ムハマド・ユヌス

むはまど・ゆぬす(英:Muhammad Yunus)

ノーベル平和賞受賞者、グラミン 銀行創設者、経済学者
マイクロクレジットの創始者、経済学博士(ヴァンダービルト大学)

ダッカ大学で修士号を取得し卒業。1969 年にヴァンダー ビルト大学で経済学の博士号を取得。1969 年から 1972 年までミドルテネシー州立大学で経済学の助教授を務め る。その後、バングラデシュ独立の翌年の 1972 年に帰国 し、チッタゴン大学経済学部長に就任した。1976 年に貧困救済プロジェクトをジョブラ村にて開始し、銀行に融資するように働きかけ自ら村民の保証人にまでなったが、銀行の融資は受けられず、1983 年に同プロジェクトはバ ングラデシュ政府の法律により独立銀行(政府認可の特 殊銀行)となる。無担保で少額の資金を貸し出すマイクロ・クレジットを発案し、8 万 4000 村で 558 万人ほどの貧しい女性を主対象に貸し出している。 マイクロ・クレジットは貧困対策の新方策として国際的に注目。グラミン銀行は多分野で事業を展 開し、「グラミン・ファミリー」と呼ばれるグループへと成長をとげた。その多大なる功績に対し、 2006 年のノーベル平和賞が授与された。

現在の資本主義が、人間について利益の最大化のみを目指す一次元的な存在であると見なしている。 これに対して人間は多元的な存在であり、ビジネスは利益の最大化のみを目的とするわけではないと主張。利益の最大化を目指すビジネス(PMB)とは異なるビジネスモデルとして、「ソーシャル・ ビジネス」を提唱した。ソーシャル・ビジネスとは、特定の社会問題の解決を追求するために行なわれ、その目標を達成する間に総費用の回収しその後の利益を上げていくビジネスモデルである。